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相続税対策の代表的な方法のひとつに、「生命保険」を利用する方法があります。
ただし、ただ加入するだけではデメリットの方が大きいことがあるのをご存知でしょうか?保険商品も『目的』に応じたものを選ぶことで、その恩恵を最大限に受けることができます。
納税は国民の義務ですが、余計な税を払う必要はありません。
ポイントを理解して上手に活用し、大切な財産を守っていきましょう。
この記事では、税理士が税金の面から見た生命保険利用のメリット・デメリットなどを徹底解説します。
相続税対策に使われる生命保険は「死亡保険金」がある保険となり、大きく分けて終身保険、定期保険、養老保険の3種類があります。目的に応じて適したものを選びましょう。
被保険者が亡くなるまで一生涯保障が続く保険。
相続税対策として最も活用しやすい保険と言えます。
保険契約時に決めた一定期間だけ死亡保障のある保険。
掛け捨ての保険のため、保険料が比較的安価なことが多いという特徴があります。
相続税の節税対策として有効な生命保険には、以下のようなメリットがあります。
生命保険は「契約者」「被保険者」「保険金受取人」の三者の関係で成り立つとお伝えしましたが、この保険金受取人を指定することである意味『遺言』の代わりとして使うことができます。
受取人指定された保険金は遺産分割協議の対象外となるため、他の相続人の了承を得ずに単独で手続きが可能となります。
前述のとおり、遺産分割の対象とならないことや、不動産などと異なり現金であるため分配がしやすいことで相続に関わるトラブルを回避しやすくなるというメリットもあります。
生命保険金は受取人固有の財産となるため、たとえ相続放棄をしても保険金を受け取ることは可能です。
ただし民法上で相続人とはみなされないため、生命保険の非課税枠は使えないということを覚えておきましょう。
相続税対策として生命保険を利用するにあたって、もちろんデメリットもあります。
以下をしっかり理解し、無駄な保険に入らないように気をつけましょう。
生命保険の非課税枠が適用されるのは、あくまで『法定相続人』のみになります。
法定相続人以外の方が生命保険金を受け取った場合は非課税枠が使えないので注意しましょう。
生命保険に加入すれば、当然契約料を支払うことになります。
相続税対策として利用する場合、長期間の保険料の支払いで資金繰りが大変になる可能性があることも覚えておきましょう。
もし相続前に途中解約する場合は解約返戻金が少なくなる商品もあるので、もしもに備えた保険を選ぶ必要があります。
契約者を被相続人、被保険者を相続人にした生命保険に加入している場合、相続発生時のみなし相続財産の評価額は『解約返戻金相当額』となります。
そのため、相続開始時に解約返戻金が低くなる保険を利用して相続財産を圧縮する方法が相続税対策として主力となっていました。
しかし最近では、税務調査や訴訟の対象となることが多くなっているため安易に契約することはおすすめできません。
もし利用する場合は、よく調べて考えた上で利用するようにしましょう。
死亡保険金にかかる相続税については、こちらの記事で詳しく解説しています。
被相続人が生命保険に加入している場合は『みなし相続財産』として課税対象になるとお伝えしましたが、中には保険に入っていること自体を家族に伝えないまま亡くなってしまうケースもあります。
死亡保険金は、受取人が加入していた保険会社に請求しなければ受け取ることができません。
しかし、請求には期限があり、その多くが被保険者が亡くなった日から3年以内で時効となってしまいます。
そのため、後回しにせずなるべく早い段階で生命保険に加入していたかを確認することをお勧めします。
生命保険の死亡保険金は、非課税枠に非課税枠におさまる金額の場合は申告不要です。
しかし、申告が必要であるにも関わらず申告していない場合は『ペナルティ対象』となり、罰金を支払うことになってしまいます。
実は、保険会社では死亡保険金等を支払ったことを税務署に報告する仕組みがあるので、バレないだろうという考えはとても危険です。
詳しくは以下の記事で説明しているのでぜひ一読しておいてくださいね。
いかがでしょうか。もし、生命保険を活用した相続税対策に興味がありましたら、当税理士法人にお気軽にお問い合わせ下さい。
初回無料相談をご用意しております。
すでに非課税枠いっぱいまで加入済みの方は、学資金や住宅購入資金の生前贈与など、生命保険以外にも家族に遺産を上手に遺す方法もあります。
大切なのは、ひとつの方法ではなく様々な方法を実施することでリスク分散をすることです。
相続税対策は早く行うほど高い効果を発揮するものが多いため、なるべく早く開始して多くの財産を残しましょう。
※以上は本記事を作成時点の情報に基づいております。現在の内容と異なる場合があることをご容赦ください。
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